わたしの日常と星屑

日常に恋をしよう

あの時

 

テレビをつけると、成人式のニュースが行われていた。
もう、正月も終わったんだ。

 

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あの日 - わたしの日常と星屑

彼女目線です。

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ー ハルカside ー

 

駅まで行ったあの日、駅からの帰り道本当は手を繋ぎたかった。
でも、私は冬馬の手を取ることも顔を見ることもできなかった。

 

私の部屋に冬馬がいる。

そう思うだけで泣き出しそうだった。
心臓が高鳴るとかドキドキするとかそんな言葉で言えなくて
そんな優しいものではなくて、大きく動く心臓は、痛くて、うるさくて
だけど、嬉しい気持ちもあって、君が好きだと改めて知らされた。

 

 

20時が過ぎた。
東京までの最終便は調べておいた。
それに間に合うには、そろそろ準備をしなくちゃいけない。
冬馬もきっと分かってる。

 

「ねぇ、お腹減らん?せっかくやし食べに行こう!」

 

もう終わった恋だと思ってた。
終わった恋にしたかった。
私はもう、大人になりたかった。
でも、大人にもいい子にもなれなかった。

 

丁寧に優しく触れる手、声、全てが懐かしくて嬉しくて
もう、今までのこととか、これからのこととか
何も考えることなんて出来なくて
会わなかった2年間を埋めるように、深いキスをした。

 

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ブログを再開するにあたって、この物語終わらせんとなぁ。