わたしの日常と星屑

日常に恋をしよう

塩の街 有川浩 <感想>

 

有川浩のデビュー作「塩の街」を読んだので感想を。

実は、自衛隊三部作は友人に借りて読んだ。その後「海の底」「空の中」を購入して何度か読んだが、唯一「塩の街」は友人に借りた際に1度読んだだけだった。買う予定はなかったが、やはり、「海の底」「空の中」を連続で読んだら「塩の街」を読まないという選択肢はなく、本屋で購入した。

 

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世界が終わる瞬間まで、人々は恋をしていた。 

 

この言葉は、角川文庫に収録されている「塩の街、その後」で出てくる言葉だ。とても、物語にぴったりで、「愛は地球を救う」なんて嘘くさい言葉でなく、ただ、人々は世界が終わる瞬間まで、自分勝手に恋をしていたのだ。(自分勝手という言葉は適切でないかもしれない)

 

身勝手な恋。だけど、恋ってそんなもん。
また有川浩の作品は「痛い」という感想をよく使うがこれも例外でない。私が目をそらしていたことを正面から書かれている。できることならば、知りたくなかった。自分が身勝手に生きていたなんて。

 

 

「来なくていいんです、明日なんか。秋庭さんが行っちゃうならそんなもの要らない!あたし、世界なんかこのままでいいもの!」(本編より真奈)

終わりゆく世界を救うために、秋庭が危ない場所にいくのを止める真奈。。。

 

最近、仕事か恋人かどちらが大事かという問いがあった。それが、世界か恋人かって問いに変わったようなもんだと思った。世界が終りかけている中、真奈は秋庭しか親しい人がいない。そん中、世界を選ぶだろうか。もちろん両方助かる可能性だってある。だけど、大切な人が失われるのなら、私も真奈と同じ気持ちだろう。行ってほしくない。他人が死んで泣いて悲しむことはない。目の前で死んでも、会ったこともないような他人なら感じるものは「恐怖」だろう。そんな世界救わなくていい。大切な人がいない世界で生きていくなんて無理だ。

 

***

 

この作品は好きだ。そして、読みやすい。ただ、違和感を感じるのは「自衛隊三作品」だということだ。その概念がないほうが、よほどいいように思えた。「空の中」「海の底」よりもっと恋愛要素が強い。結局、2人の恋が世界を救ったのだ。

んんー

なんというか、この作品はすぐ読めるから手軽に読んでみてください。物足りなかったら「海の底」「空の中」に進んでください。物足りても、進んでください。

 

今日はいつになく駄文になってしまいまして、ごめんなさい。
でも読んだその日に書き上げたかったので、また落ち着いたらまとめてみます。

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